谷ゆきこ
タイトル 内容  掲載期間
赤い花 白い花 主人公は 双子の 梅川まり、ゆり
いとこのさくら
’67年1月号「小1」〜’68年7月号「小3」
ほしのひとみ 主人公:上田ミミ ’69年4〜12月号「小1」
かあさん星 主人公:二篠すみれ
二篠良子、ターちゃん(二篠たんぽぽ)
’66年7月号「小2」〜’68年3月号「小3」
’71年1月号「小1」〜’72年6月号「小4」 
白鳥の星 主人公:白鳥カンナ あーちゃん (アヤメ)
カンナは おしおきとして物置に入れられる。 そこで今の母が実母でないことを知る
今の父は外交官
大空バレエ教室で偶然 実母秋山かおり その子供 道子と出会う。
かおりは足の怪我でバレエを踊れない体
今の母に秋山母子のことを告げると ひっくりかえる。 
カンナには母子関係を否定する。
パリにいる父に会いにいくので
カンナのパリ行きを今の母が妨害し 北海道へいくように言う
あやめと今の母がフランス行きの便に乗っているのを見つけショックをうける
カンナは落馬して一時失明する。かおりと病院で再会
カンナはかおりと看護婦(かおり妹)との会話で道子がいるので
かおりを引き取れないとの会話でショックをうけ かおりとは口も聞かなくなる。

出生秘密を父に打ち明けるカンナ母は赤ん坊のころ とりかえられてかおりの子と
知り いじわるしたと告白。
カンナ母とアヤメがのっていたパリからの帰国便が墜落したとの報をうけるが 
孤島に不時着で無事。

道子に突き飛ばされて記憶喪失になってしまう カンナ
’68年4月号「小2」〜’70年7月号「小4」
さよなら星 主人公:北川すずらん 弟ほしお 妹ゆり 母すいせん
     父は記憶喪失
すずらんはバレーボールをやっていた時期がある。
弟妹が 失明したり、耳が聞こえなくなったことがある。
ゆりが誘拐されることがあった。
悲劇が多く すずらんは骨肉腫でバレーボールを断念
足を悪いので 切断して片足のバレリーナを目指したことがある。
母は飛行機事故 ほしお ゆりがそれぞれの事故で死去する。
縄跳び 2000回などの特訓がある。
フランスで白鳥の湖公演終了後 心臓疾患ですずらんが倒れる
 '70年1月号「小1」〜'72年「小4」11月号
まりも星 主人公:野原なでしこ/妹 れんげ

行方不明の母を捜すなでしこ 三井バレエ団所属
松井かなこの代役で踊ったために松井がなでしこに意地悪するようになる
三井先生の死去で 北海道へ一時帰る
行方不明の母を客席で発見するも見失う
かなこの策略により 財布が喪失された件で れんげのバックが疑われる。
バックの中身を見せようとしないれんげ
観念してバッグの中身を見せて泣き出した 出てきたのは「まりも」。
かなこの妹からバッグにかなこの財布があったことを皆に知らせる。
それは れんげと持っているものと同じだったため かなこが入れ間違えただった。
れんげは 母子まりもの伝説を信じていて まりもを人に見せると母子が会えない
と思っていたので 中身をみせたくなかった。

母の幻影を追って湖に入ってしまい、溺れるなでしこ。
友達の話から母の死を信じてしまい 失意の中 東京へ帰るが 途中母を発見
しかも娘がいた。娘はりつ子といい 3歳で失明 8歳時 本当の母が死亡
という身の上。
なでしこは 大森バレエ団から林バレエ団へ移る。

三井バレエ団・林バレエ団/大森バレエ団
’72年1月号「小1」〜’74年8月号「小4」 
ママの星 主人公:山中つつじ
牛乳配達でバレエ教室の学費を稼ぎ 靴は上級生から貰う
つつじは母と湖の辺で踊っている最中 穴へ落ちる。
原バレエ団
’74年1月号「小1」〜’75年6月号「小3」
バレエ星 主人公春野かすみ の母は 台本「バレエ星」が遺作である。
「バレエ星」を完成させるため 母の友人 花田先生の世話になっている。
花田先生家のあざみは かすみ姉妹に意地悪をする。

牛乳配達で足腰訓練 神社の階段で2段ずつ降りてこけそうになったので
中がえりして着地。
滝にあたり体を鍛える。 

猛犬のいる山中に入り 犬に命を救われる
アーちゃんは あざみに猛犬のいる山中に連れて行かれ 置き去りにされる。

かすみの「バレエ星」花田先生が酷評

電車でのとびこみ自殺未遂 薬物自殺をはかる。

かすみは フランスに招かれ、白鳥の湖の舞台へ。
その後 先に日本へ帰国したバーバラは かすみを嘘の電報で
日本へ呼び戻す。 さらに「バレエ星」を盗み 自分の脚本として発表

あざみは かすみをおとしいれようと白川かずこをかすみに変装させて
森山バレエ団へ入団。偽情報を流す。花田先生は騙されて 
潔白を証明するため 白川かずこを見つけるようにいう。

バーバラ母が花田の元を訪れてバーバラが森山バレエ団を辞めて
公演中止を告げる。そして娘が台本「バレエ星」を盗んだことを知る。

かすみは 白川を見つけられなかったので花田の元を去るが
花田先生は 心の底では かすみを信じていた。

かすみは白川とともに花田先生の元へきて あざみの策略が
ばれてしまう。
 ’69年1月号「小1」〜’71年12月号「小4」
バレリーナの星 主人公:ひまわりちゃん
母は外国で階段から落ちて記憶喪失。 母のバレエ団は解散
家政婦の家に預けられるが、バレリーナの星が母の幻影となり
ひまわりに迎えに来る人がくるからいっしょにいくように言う

パリのマリナ先生の下でバレエを習いオペラ座バレエ団の入団テスト中
試験官の中に母を発見。

マリナ先生の幻影が出現 ひまわりに彼女のバレエの欠点を教える
その後 マリナ先生死亡の報告

マリナの死と母への嫌疑がかかり、ひまわりは ショックでバレエ団のテストに
失敗 セーヌ川に投水、自殺未遂

画家津村に救われて 母の嫌疑は晴れる 日本へ帰国
津村バレエ団に入団 オディト姫のコールド代役を巡って
他の団員がストライキ
母の記憶が戻り、母子は改めて再会。ロフトバレエ団から招待状がくる。
母親と ソ連で踊りを競って 母は黒鳥 ひまわりは白鳥の湖を踊る。
 ’73年2月号「小1」〜’75年3月号「小3」
アマリリスの星 主人公:春日ひなげし

アマリリスバレエ団の公演テーマ『白鳥とねずみ』を「ひなげし」は,
ねずみ役をみごとこなし、
さらにねずみ役から「白鳥」役へ変身して、
『白鳥とねずみ』を見事演じきる。
しかしその際ライバルの陰謀で「ひなげし」は足にけがをしてしまう。

病室にいた母親と「ひなげし」のもとへ「仮面の人」(「ひなげし」を助ける謎の人で
バレエの特訓を「ひなげし」に教えている) が現れて、自分の正体を明かします。
その正体は「林先生」で「ひなげしの母」とおなじバレリーナで、
「アマリリスの星」をバレエコンクールにだして
その主役を「ひなげし」に踊ってほしいと言い出す。
さらに「ひなげしの母」は自分がバレエを止めたのは「足のけが」が原因と語り、
娘もおなじ運命になるのではという思いにかられる。

「ひなげし」ちゃんは「足のけが」が心配で踊れず、
相手役のマーガレットから一緒に踊れないと言われてしまう。
これに奮起して「ひなげし」ちゃんはこれが最後の舞台になるかもしれないという
気持ちになりながら公演の日に向けてレッスンに励む。

公演の日・・・「ひなげし」ちゃんはみごと「アマリリスの星」を踊り,金賞を受賞する。
イギリスのロイヤルバレエ団の留学決定のニュースを知らされ、
更にバレエにうちこむ決心をするのだった

’75年1月号「小1」〜’76年2月号「小2」

上原きみこ まりちゃんシリーズ
ハーイ !まりちゃん

主人公は早乙女まり
津村さちこ、小林まさひこ
ジョエル・オリビエ
沖田瞬、響、
国友小百合
’80年度掲載版                   掲載期間 1980年4月号「小1」〜1982年6月号「小3」
1980年版

●国友小百合がまりのライバルとして転校してくる
 母はTVスター国友きくこ
●国友小百合は マリのペンダントにある写真を見て パリのバレリーナ早乙女麻也といい
  母だと いうマリを嘘つきと決めつける。
●パートナーのとおるに婚約者がいることがわかり、嫉妬のあまり バラをなげつける。
●パートナーのとおるは 富田みのりと結婚し、マリは式場でブーケをうけとる
 道路に涙ながらの祝福メッセージ。
●パートナーになってくれる条件(野球のノックを一本でも受ける)と
 つとむから示されて スカート姿でノックをうける
 その執念に圧倒されてつとむはパートナーを了承。

掲載雑誌 ’82年2月号「小二」〜3月号
国友小百合は意地悪なバレエのライバル。
まりちゃんのパートナーとおる の従兄弟。
コンクールで優勝するとパリに行けるけど、まりちゃんは 遅刻して小百合が優勝。
コンクール終了後に踊るまりちゃん。
遅刻したのは 子犬を救ったためだった。
審査員は「出場していたらこの子が一番だったのに。」
ママを探してる事を小百合ちゃんが知り、足を怪我したふりをして
小百合ちゃんのママから
「代わりにパリへいく権利をあなたに譲るわ。」
まりちゃんを見送りに行く際、メリーベルがうごいた拍子に 杖を放して歩いてしまった。 
おどろく まり
とっさに「あー痛い、痛い。」と飛び跳ね、演技をつづける小百合。
妹からは 「まりをパリヘいかせるため けがしたふりをしたのという
まりちゃん、心の中で「ありがとう。小百合ちゃん。」
まりちゃんがフランス行きの飛行機に乗っている時、となりに
まりの様子をみて笑う フランス人の子供がいた。
最初 かわいい女の子と まりは思ったが機内のトイレに入ろうとしたがその子が先に
女子トイレに入ろうとした。
まりは注意を促すとその子は「ぼくは男だ!」といわれて驚く
嘘よ!さわぐ まりをひっぱたき トイレへ
アタマにきた まりが「おたんこなす!おまえのかーさん・・・ 」と言いかけた途端
それに怒ったトイレにいた人物が「僕のママは美人だ!」と出てきて
まりちゃんの顔にママの写真をバシッ!と  その写真を見たまりは驚いた。
小さな頃に死んだと聞かされていたまりちゃんのママの顔が。
「この人は私のママよ!」と まり。
「なんだって?ママは僕1人だけのママだぞ!」と怒る。
「じゃ 名前をいってみろ!」二人は 「早乙女麻也」
そして 男の子は 「君は ぼくの妹!?」

’82年4〜6月号「小三」
まりちゃんはなんとかママとフランスで再会。 バレエ学校でオリビエと再会。
飛行機の一件で印象は最悪でパートナーを組まされることになり、
二人はとても嫌がる。
レッスン中、オリビエが倒れ、マヤが心配して駆けつける。
オリビエ君は体が弱く倒れた時に「ママは僕1人だけのママだよね?」と
まりちゃんがいる前でママに聞く。
オリビエ君の体を気づかったママ(早乙女麻也)は、
「そうよ、あなただけのママよ。」と 涙をのんでまりちゃんの前で発言してしまう

バレエコンクールで優勝できるようにサンジェルマンの森でいのっていた
まりちゃんはママの冷たい態度に怒り、そこから走り出してしまう。
あとから追いかけてきたオリビエと一緒に崖から転落。

なんとか 無事ですみ オリビエがマリの母の秘密を語り出す。
オリビエの本当の母はバレリーナであり、事故でなくなり マリの母に引き取られたこと、
オリビエがこころの病気でマリちゃんの母と暮らすようになったこと・・

オリビエと供にコンクールで優勝後、マリは 母をオリビエの病気が治るまで 
オリビエに母を託し 日本へ帰国。 大勢の仲間に出迎えをうける。

読者への挨拶途中で 突然 ママが現れる。
オリビエが 母をまりの元へ返す決心をしたので ママがもどってきたのだった。
まりはママに抱擁される。
’81年度掲載版                   掲載期間 1981年4月号「小1」〜1984年3月号「小3」
設定 まり子は母は死んだと父から聞かされていた。 おばあちゃんと同居
    まり子の母はフランス在住。 バレエ団経営
’81 小一
まりは ある夜 バレエの夢をみたことから バレエをやることを決意する
●まりちゃんのパートナのよしおがはしかにかかり欠席、「にじのせい」発表会に
 泣き出すまり。 そこへ偶然 王子役(まさひこ)がおり、パートナとしてマリと踊る。
●パリにいるじゅんこちゃんに会いに いくため バレエコンクールで一位になることを目指し
  パートナーの小林まさひこからコンクールで一位をとるための特訓で 
  水の入ったバケツ2個並べ その上を 飛び越させる練習をさせる、
  それができると  小さな河川を飛び越えろといわれてむりやり飛び越えさせる。
●バレエコンクールでバラの精を踊るも転んで気絶し、パリ行きを断念させられ
  悲しむが父の計らいでパリへ。

’82 小二
●まりはパリで亡くなったときかされた ママと偶然であう。そこに父が現れる。
  父は車にひかれそうになったまりをたすけた女性がママであることを知り、
  ママに まりにはママは 亡くなっていることにしてあると伝える。
  まりは 何も知らずに 帰国
小二になったまりは ジョエルという金髪少年にであう。彼もバレエを習っている。
ある日 バレエの招待券が送られてくる。 それをおばあちゃんに発見されて
まりの目前で 破かれ、 まりは 送り主は おまえを残して出て行った母だと言われる。 
父からは母がパリで生きていると聞かされ、公演日に監禁部屋から脱出し会場へ行くも
券がなかった。 そこへ偶然ジョエルが来て券を譲られる。
まりはそこでママがパリであった女性と知る。 終了後 ママを追いかけるも姿を見失う。
まりの父は ママがまりの看病をバレエでみていないことを理由で まりの家から
追い出したことを話をまりは知る。

ジョエルに券のお礼をするために花やでバラを買い そこで金髪少女リンダと出会う。
バレエスクールで パリでジョエルとパートナを組んでいたので まりに
ジョエルを返してほしいと言う
更に リンダのママがまりの母になってしまうと知り、ママの結婚式に侵入する
教会の開いている高い窓に木のぼりでよじのぼり、ママへ「お嫁にいっちゃいや!」と
涙ながらの訴え。
ママは その様子をみて教会から抜け出し まりの元へ木をよじのぼるが 木から
転落し 足を骨折 バレエができない体に。
まりは ママと暮らすために おばあちゃんとの間に まりがバレエを止めることを
約束してしまう。
ママは まりとの幸福な日々を過ごすが、約束のことを知り、置き手紙を残して家から去る。
バレエを止めた まりは トゥシューズを川へ投げるが それを目撃した ジョエルは
川へ飛び込み 回収する。 
ジョエルは そのため病院へ そこでリハビリをするママを目撃する。
その光景をみてバレエコンクール優勝を決意する まり
パートナとして さやか から兄 一平を紹介される。 
まりの熱意で雨の中でやっと了解する一平。 まりに暴力をふるうので
ジョエルは喧嘩で まりへの暴力を止めさせる。
そんななかで ジョエルに帰国の噂が。

’83 小三
ジョエルが帰国予定だったので矢沢さやかとはパートナ解消した。
帰国日 まりは一平と踊る予定であったが舞台にでてきたのはジョエルであった
それは一平がジョエルに相手役を譲ったからだった。終了後 ジョエルを追いかけて空港へ
そこに日本に残る決意をしたジョエルがいた。
二人はバラ物語の主役と相手役に抜擢されるが パートナ変え指摘されて降板
優勝取り消し 高木・谷が繰り上げ優勝する その後 高木が病気のため、交代になり
まりと谷がバラ物語の主役と相手役に。
特訓のため 杉バレエ団へきた まりは 高木から紅バラ姫は呪われていると言われる。
自分の部屋で幽霊を見る。 その話を聞いたジョエルとまりは その正体を突き止める
それは谷であった。妹千加子の バラ物語で紅バラ姫の役を踊りたいという思いのために
幽霊騒動で相手役を降板に追い込むためであった。
そして バラ物語で 谷が踊っている最中 千加子が出てきた。
それは生き霊であり、その光景をぼうぜんとたちつくしてみる まり達

まりは 海水浴場で溺れて 明和という少年に人工呼吸により救われる
コンクール開催通知日 まりは キス写真(実は人工呼吸)で バレエ団生徒から誤解を受ける
真相を知るため ジョエルはその現場へ。その帰りにまりを見かけて 明和少年を発見したので
まりと一緒に真相を知るために少年の家へ。人工呼吸としり 安心するジョエル
しかし まりは姉弟により監禁. ジョエルは帰ってしまう
まりにバレエの踊りを強要したので 姉弟たちに一応踊りをみせる
監禁部屋から脱出した まりは 姉が踊って居るのを見て踊りを教える
心臓が弱い姉は倒れてしまう。 姉の体のことを 明和はまりに話した。
姉は最後に白鳥の湖を踊って絶命してしまう。まりは 尋ねてきたバレエスクールとまりの父に
よって救出され、明和の話でキス事件の真相が語られる。
ところがジョエルが行方不明になっていることをまりは知らされる。
ジョエルは古井戸に落下しているのが発見され、病院で目の不調がわかる
4日後のコンクールで舞台から落下 まりに目の失明を知られてしまう 
目の手術のため パリヘ帰る。 あとを追ってまりとおばあちゃんとともにパリへ行き
ジョエルのいる母のMAYAバレエ学院への入学する。
そこへジョエルの母がきて ジョエルに目の手術を受けるように勧めてを懇願される。
ジョエルの部屋にきたが中へ入れてくれないので体当たりで突入すると中にアリサというGFが。
まりは最後の願いとして目の手術を受けることを勧める。
アリサは目の手術を受けるのはエッフェル塔にのぼるより勇気がいるといい
まりにそのような勇気があるのかといわれて、
まりは エッフェル塔にのぼり、その様子をTV中継される。
転落したもののマットの上へ落下するも また登りだしたので取り押さえられる。
ジョエルはまりの勇気をみて 手術をうける決心をする。

まりの願いが通じて手術は成功し、まりは帰国
ジョエルの退院を手紙で知ったまりは いったん 喜ぶが 彼と踊れないかもしれない不安を抱く

最終回:まり子の母のバレエ公演日。母は立派に踊る姿をみてまりは感動
一緒におどろうというママに準備ができていないと まりは答える
パートナは?というまりに ジョエルが突然現れた。
彼は踊れる状態まで回復していた。
一緒に踊ってフィナーレに。

82年度 小学1年生版                  掲載期間 1982年4月号「小1」〜1983年3月号「小1」

まり子は東京からある高原へ引っ越ししてきた女の子。
動物嫌いだったが、子馬のハッピーと仲良しになる。
馬術大会で金髪の少年ロリィと知り合う。
そのロリィは馬術大会で落馬して、代わりにまりこがでて銀メダルをとる。
金メダルをとってたら「結婚」する約束だったが、ロリィは東京の病院へいってしまう。
年月が経ち、馬術大会でまり子は金メダルをとる。そして東京へ。
しかし そこにロリィはおらず、帰ることになった。
その車中で窓に馬に乗った金髪の少年が。おもわず列車から身を乗り出して
転落 気絶してしまう。
そしてまりことロリィは再会する。
85年度版 「ハーイ!まりちゃん 愛のエトワール」   掲載期間 1985年4月号「小2」〜1990年2月号「小6」
飛行機事故で死んだはずのお母さんが実はバレリーナとして、
パリで生きていることを知った「まりちゃん」。
パリに行きたいために、生き別れていたお兄さんとバレエコンクールで
優勝を目指すものの、落ちてきた照明からまりを守ってお兄さんが怪我を負い、
二度とバレエが踊れなくなってしまう。
偶然にパリで記憶喪失のお母さんを発見。

まりちゃんはRBS(ロイヤルバレエ学校)に合格するが、そこは厳しい上下関係があり
ここでスワンとアヒルに分かれて差別される生活。
「響」(ひびき)と「沖田瞬」(きょう)の双子がグループ同士のリーダー的存在になって対立する。
対立グループの生徒会長 沖田瞬に憧れるまりは、同級生「響」に影響されて、
バレエの実力で対立グループに勝負を挑みます。
まりは、持ち前の根性で必死に踊るバレエが生徒会長 沖田瞬に気に入られます。
そして実は響と瞬は生き別れた兄弟だった。  
次第に惹かれあう まりと響。 しかし響は才能を認められ、パリのバレエ団へ。
そこには響の幼馴染の天才バレエ少女が。しかも不治の病で余命わずか。
響が好きな彼女は、まりを挑発し、まりのバレエを認めてこの世を去ります。
その後まりは大人気アイドルに気に入られ、死んだ天才バレエ少女のこともあって
響との関係が危うくなりますが、響はまりと一緒にいる生活を選んで
再び日本に戻ります。
最終回は廃校決定に関してRBSの生徒が立ち上がり、
バレエを3日間踊り続けるバレエストライキを決行、学園の存続をかけて
署名活動とかやって双子のグループは和解する、
まりちゃんと響が恋人同士で終わる。
ラブリーまりちゃん
1984年4月号「小2」〜1989年2月号「小6」

主人公は早乙女まり 相手役は小野寺新
山口りえ・山口さぎり/小石川杏奈/ジョエル
●バレリーナ早乙女マヤの娘まりはコンクールで
自分そっくりの少女(実は双子の姉妹、山口りえ)と出会う。
●初恋の相手役は「えんぴつ君」(小野寺新)
●早乙女まりちゃんと山口りえちゃんが双子で、りえちゃんのママの
山口さぎりという女優が2人の実の母親、 さぎりの親友の早乙女マヤという
バレリーナが まりちゃんの育ての親、という設定。
ストーリー:
早乙女マヤの娘・まりちゃんは、山口りえと自分が双子であることを母マヤから告白される。
山口さぎりは まりを取り戻すため、早乙女マヤに 怪我したまりへの輸血する条件として
まりに2度と合わず まりを返す約束をしてしまう。
まりは マヤの家で拒絶されて さぎりの家へ

マヤのもとへパリへ行くため りえを縛って入れ替わり 山口父とともにパリヘいこうとする
途中 正体がばれたが 事情を知って空港へ
そこで さぎりにつかまり 一計を案じた山口父は他の女性をつかまえて、まりに
「この人がりえの本当のママだ」といいだす。父の考えを理解した りえはさぎりを押さえて
まりをパリへ行かせる
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84「小2」
パリに到着した まりは 迷子になるが ジョエルという男の子に捕まえられる
そして まやの家に。 りえとして演技をするが 日本にいる りえからの電話で 
まやだとばれて 平手打ちされる。

まりは ジョエルとパートナを組まされるが、ジョエルが誘拐魔とまりに誤解された件で
二人はともにパートナを拒絶。
まやは 一計を案じて二人をデートさせる。
まやはダニエルと結婚の話をまりにすると まりは大賛成 しかし ダニエルの母が
反対するために まりは 説得のためにダニエル家へ向かう
そこで ダニエルのおばあさんが結婚許可の条件をまりに示す
まりが山口さぎりの元へいき マヤ と2度と会わないこと
バラの精をダニエル妹 ジルに譲ること
まりはジルに代役を譲るため 怪我したふりを演じていたが、まやにばれてしまった。
まやはジルを役から降ろし、ジルはまやに結婚条件を告白した。
公演日に ダニエルの母やジルの前で まやと まりは 舞台の上に踊ってしまう。
ダニエルの母は ダニエルとの結婚を許可しないことを誓った。
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85「小3」

ある日 ジルを川から救出したまり は ダニエルの母にお礼に結婚許可の件とは別だと
言われて まりは お礼にもらうつもりで助けたのではないと 言い返した。
まりがフランスから発つ日。 ダニエルの母はまやの家まできて 結婚を許可すると
公言した。

まりはある日 外国人達に拉致されそうになり (実は まやの結婚式に出席させるために
まりは捕まえようとした)
車に乗せられるところをさぎりに見られて、誘拐と誤解したさぎりは 車にはねられる。
病室のまりとさぎりのところへ まやがウェディングドレスのままで 駆け込んできた
そこで結婚式が開かれた。

世界バレエコンクールで金賞をとる実力の持ち主 小石川安奈が まりの前に現れる。
ある日まりは 小石川安奈の別荘で はずみで鉄砲が発射される事故を起こしてしまう。
そして 鉄砲玉が安奈の兄(さとる)の眼にかすって、目に怪我してしまう。

それをまりは 自分の過失と思い込み 安奈に告白。
安奈は オディト姫のチュチュを破り 兄の怪我がまりがやったとバレエスクールで言いふらした。
しかし 真犯人が逮捕された。
まりが鉄砲が発射してしまったのは 玉が入っていない鉄砲であり、玉は 発射されなかったのだった。
白鳥の湖公演日
舞台では 真相があきらかになったのに 安奈が強引に主役を演じようとしたため
スクール生徒達は 安奈とまりを交代させた。
悔しがる安奈は兄の病室で まり人形を踏みつけてうさばらしをしていた。
兄とともにまりを懲らしめるため 学校の入り口に待ち伏せしていたが 「りえ」が出てきた。
さとるはまりに憧れていたので 思わず「およめさんになってください」といってしまった。
驚く りえ。 モデルになってくれと言いなおす さとる

目の具合が悪いことで 自暴自棄になった さとる。まりの見舞いの花を床にぶちまけてしまう。
まりの言葉「目が見えなくても花にはかおりがある」で さとるは 自暴自棄の振る舞いを反省する。
ある日 ドッジボールで遊んでいて、木に頭を激突してしまい 病院へ
そこで 失明状態の目が回復した。 
医者は 頭の悪性腫瘍が 失明の原因で、手術で除去したという。
まりは ドッジボールの件で さとるを参加させたことを責められて家出。
車に撥ねられて記憶喪失になってしまう。
お金持ちの家で 「河本あきこ」と名づけられて お手伝いさん 河本とし の子供として 
仕事の補助をしながら暮らすことに。
りえは まりを発見するが まりは「まりなんて知らない!」とりえをつっぱねてしまう。
不明の知らせをうけた マヤは 日本で捜索した結果 まりを見つけるが としは まりをまやから引き離す
そこで まや は まりが記憶喪失であることを知ってしまう。
としは あきこの実名が まりであることを知り 記憶喪失から回復する前に北海道へ高飛びする。
其の後を追う まや
まりは 北海道で 記憶が回復し 東京へ戻ろうとする。

まりは 途中 たかしという少年と一緒に東京へいくことになった。
たかしは 勤めていた会社の社長殺しの件で濡れ衣を着せられて、
警察に追われる身であり、東京へ行く目的は バレリーナの妹けいこに
トウシューズを届け その踊りを見るまで警察からの逃亡を続けていたのだった

東京へついた まり達は けいこの家の周囲が刑事で固められていることに気付き
たかしはまりをけいこの家にトウシューズを送り届けるようにいい、けいこの家へ
しかし けいこは たかしの事件のせいで主役を降ろされていた。
うっぷんを トウシューズをまりにぶつけてはらす けいこ
帰りの途中 まりは とし と まやに出あってしまう
記憶を取り戻そうとした まりを 抱きかかえて としは 電車に飛び込み無理心中を図ろうとする。

86「小4」

無理心中をはかろうとして電車に飛び込むところを 危機一髪で
馬にのった たかし少年に助けられる
まり は まやの元へ、たかしは警察へ名乗り出て 怪我のために
病院に入院中 真犯人が逮捕。たかしは妹けいこと再会
まりは まやとともにパリへ

それから2年後 りえは小6 東京バレエスクールへ入学テストをうけるために 
そこで あきら少年にさとるのところへ連れて行かれる。
さとる少年のそばには まりが。

小野寺新(あきら)と 聡(さとる)が りえに紹介される。

りえとまやは東京RBS(バレエスクール)に入学した。 RBSを優秀な成績で卒業すれば、
東京ロイヤルバレエ団に入団できる。

ある日まりは 小さいころ 「えんぴつくんの丘」と名づけた場所をミモザのにおいで発見する。
えんぴつくんとは まりをバレエの事で励ましてくれた男の子で 鉛筆を削ってつくった人形を
くれたので その男の子をそう名づけたのだった。
その男の子は まりと一緒にRBSへの入団することをそしてその夢を語り合ったのであった。
しかし その男の子は ある日姿を消してしまう。
まりの初恋であった。

小野寺新(あきら)は女性とは踊らないので りえ からは変態と思われる。
新はある日 早乙女まやの娘だと暴露されるのがいやなら フェッテアントゥールナンを踊れと言われ
13回回った後 まりはこける
しかし 菊池淳子(まりの先輩ルームメイト)その素質を見抜いていた。

まりの「えんぴつくんの丘」エピソードが コンクールバレエのテーマに採用されることになり、
「えんぴつ王国の眠り姫」でまりに配役が回る。

悪魔により妬まれるえんぴつ王国の姫が鉛筆に芯に刺されて眠りにつき
えんぴつ王子が 姫を眠りから救うというストーリであった。そのシーンで停電が発生。
これは クラスメイトが鉛筆君を見つけ出すために考えた演出であった。

鉛筆君に名乗り出てほしいというアナウンスの後 明かりがつくと 複数の男子がぞろそろと。
 生徒会長の提案で 決闘して勝ち残ったのを鉛筆君と認めるというもので
小野寺新(あきら)を残して他の男子は去ってしまった。しかしまりは新(あきら)を認めず 舞台から退場。
聡(さとる)は まりとぶつかった時 まりに鉛筆人形を発見されたことから 鉛筆君だと思われ、
一度否定したものの まりに恥をかかせたくないので 自分は鉛筆君だと認めてしまう

全校合同発表会で まりはジゼルの役を目指すことに 
テストでまりは ジゼル 、新(あきら)は相手役アルブレヒトに選出される。
二人は練習をはじめたが、リフトの練習中 まりを新は受け止められなかった。
新は 役を降りるといい 出て行ってしまった。

聡は 新がバレエ団の女子を受け止めこそなって 怪我をさせてしまったことが 彼のトラウマになっており
それが女子と踊らない理由だと まりに告げる。
教官は新(あきら)を代えようとするが まりは彼の夢を断念させたくないので 三日間だけ待ってほしいと
頼んだ。
まりは 新に 木の枝にチュチュをかぶせ 新に受け止めるというのを何度も繰り返して、
まりがジャンプして 新に受け止めさせて 新は自信を取り戻す。


まりと新が主役を採ったことに嫉妬した 白石桂たちは、手紙によって 新をまりの部屋に呼び寄せた。
窓からまりの部屋へ侵入しようしたところを白石桂がいきなりドアを開けて悲鳴をあげた。
罠と感じたが 退学処分をくらう
まりの言い分を信じない聡は 新と兄弟げんかし、さらにまりに「大嫌い」と言われてしまう。

新が米国へ行くと知り、一緒についていくつもりであったが 聡のまりの復学を要請する著名運動の
中での交通事故により 米国を断念する。 そして 新が鉛筆君であることを認めた。

復学がきまり まりは戻ってきた。
クリスマスバレエコンクールで 聡は まりと出場を公言する。
白石桂は 妬んで パートナの男子に 工具を用意させ 藁人形を打つ!事で まりに苦痛を
与えようとした。
ある日まりのファンである鮎子がそれを目撃し、まりを連れてきて その様子を見ていた
そして藁人形には 名前を書き換えたものだった。
釘を打ったとたん 白石の足に蛇が噛み付き激痛が走った。
まりは  鮎子の抗議にもかかわらず白石の足から毒を吸出した。
RBSで白石は 其のことをみなの前で告白し、謝罪した。 しかし まりの足の痛みは 新の不在から
くるものだった。

まりの元に「赤い糸の伝説」オーデションの話がやってくる。
まりと安達ひろみが選出される。
最終テスト くじ引きで相手役を選ぶことになり 新のパートナは ひろみ、まりのパートナは九重かおる
になる。
九重かおるは 最終課題の振り付け用紙を破り、まりに目だぬきと暴言をはく。
おもわず 新はかおるを殴ってしまう。

新はまりの踊りをかおるに見せ付けて、かおるは部屋から出て行ってしまう。
そして 新は 用紙コピーをまりに届け、最終審査でかおるをつれてくる。
ところが かおるは まりとは踊りたくない様子だったので
一人でまりはテストを受けようとする。



新とはバレエではライバルになってしまった。
才能と根性を認められ、かおるはまりにプロポーズします。
しかしかおるは不治の病で余命わずかで踊ることを禁じられていた。
そんなかおるを思ってプロポーズを受ける まり。しかし かおるは
命と引き換えに踊り、舞台上で息を引き取ります。
天才だったかおるの呪縛から逃れられないまりは、踊れなくなってしまう。
そしてかおるを最後、舞台に送り出した新も同様に苦しんでました。
お互いを想いながらも、運命に翻弄されてなかなか想いを
確認することができない二人。
かおるの「パートナー殺し」の汚名を晴らすため、また二人で歩き出すために、
踊ることを決めたまり。
しかし公演直前、かおるの姉にまりは拉致されてしまいます。
新はまりの居場所を突き止め、二人は「ロミオとジュリエット」の舞台に立つことに。
舞台を妨害しようと、まりは睡眠薬を盛られるものの、
またもや愛の力で目覚めて舞台は成功、RBSから卒業して、
かおるの汚名を見事に晴らした二人は、ミモザの丘で将来を約束する。
ハッピーまりちゃん
1986年4月号「小2」〜1991年2月号「小6」

主人公は小石川まり  相手役は里中さとる
山口りえ・/花村兵庫/小石川真理絵/蘭子、萌人
孤児院で育ったまりちゃんはバレリーナの小石川マヤに引き取られます。
バレエを始めるものの、格段にバレエの上手な自称「実の娘」
小石川真理絵(偽物)が出現。
真理絵(偽物)はまりを追い出しにかかりますが、バレエ対決に勝ったまりは自ら家を出ます。
真理絵(偽物)はさらに出生の秘密を調べ上げた男の子を殺そうとします。
そこへ本物の真理絵が現れる。

まりは自分の出生が分からないことを思い悩み、バレエに没頭します。
バレエ公演でパリに飛んだまりは、間違えて名門バレエ団RBSに
入団してしまいますが、
そこで持ち前の才能と根性で頭角を現し、周りを魅了していく。
バレエ団の監督に認められ、主役を勝ち取るまり。
でも実は、監督はまりの父親、そして小石川の実の娘真理絵は
まりの双子の姉で、さらにはバレリーナである本当の母親ともいつの間にか
関わりを持っていた。
でもまりはどんな辛いことがあっても、バレエを支えに、懸命に生きていく。
バレエがあるから運命に翻弄されながらも、懸命に生きるまり。
そして最後は愛する男の子と、ニューヨークで一から生活を築く。

●ママが御園生詩織という人だったことが判明
御園生家に行くんだけどママは死んでて、
お兄ちゃんがママが死んだのはまりちゃんのせいだと発言。

●その後パリに行って、実はまりちゃんがグレイとヨーコの実子だったことが
ついにわかって、 「双子は不吉だから」とか言って片方を処分しようとしてたので
グレイの親戚に殺されないように、
ヨーコが赤ちゃんのまりちゃんを 妹の御園生詩織に預けた、ということが判明
さらに小石川真里絵(本物)とまりちゃんは双子だった

●ヨーコと真里絵が乗る予定だった飛行機のチケットを知り合いに
譲ったら その飛行機が墜落して
(だからヨーコと真里絵は死んだかもとグレイは思っていた)
それを自分のせいだと思ったヨーコがその知り合いの子供の
萌人と蘭子を引き取り親友の小石川のママに真里絵を預けた
銀色のトウシューズ
1987年4月号「小2」〜1991年3月号「小5」

主人公は木下茉里花/相手役は夏樹桃子・昴・ほたる源氏・杏・セシリア
お母さんは早くに亡くなっていて
パパと兄である宗と3人暮らしの茉莉花(まりちゃん)

●まりちゃんと杏(あんず)が実は双子。

●傷心のあまり1人フランスに旅立つ杏。
●宗が記憶喪失になる。
まりちゃんは夏樹兄さんとは血がつながっていない兄弟。
杏は夏樹のことずっと好きで、二人が仲良くなったところで
まりちゃんが夏樹のことが好きなのに気づく
最終回:
記憶を取り戻した夏樹はRBSで自分がかつて杏や茉里花のことを思い出す
セシリアは夏樹を手放すことを決める。夏樹は昴と茉里花の式場へ
茉里花の気持ちを知り、銀色のトウシューズを茉里花へ渡す。
そのとき大きな壺が夏樹へ。夏樹をかばう茉里花。
その行為で昴は2人の愛の強さを知り、婚約を破棄、晴れて2人は一緒になる。
白鳥の歌
1988年4月号「小2」〜1991年2月号「小4」

主人公は雪村まり子
相手役は隼人
大道寺るり子、つみな
●金光学園に通い、つみなちゃんとお友達になる雪村まり子

最終回:
まり子がおじいさんの家で知り合ったいとこの隼人の母、若王子園子は酒に溺れ、
バレエ練習場はもっていたがオンボロであった。
かつてはまり子の母(花織)は彼女のライバルであった。
園子はまり子と隼人をつれて花織の東京バレエ団に乗り込み、合同公演を申し込む。
そこには園子の実の娘るり子がいた。
しかし 園子は突然急逝してしまう。
まり子と隼人は大道寺の家の子になってほしいとるり子に頼まれるが、まり子達は断ってしまう。
白鳥の湖の公演でパリバレエ団への入団が決まり、まり子の父が突然現れる。
花のワルツ
1989年4月号「小2」〜1992年3月号「小4」
主人公は花丘舞子・相手役は小泉光太郎・新奈
梓バレエ団
最終回:花丘舞子と小泉光太郎は「ミラージュ」を踊る。
新奈と舞子は異母姉妹で
舞子は梓バレエ団団長(実母)の娘。
ふたりのセレナーデ
1990年4月号「小2」〜1992年3月号「小3」

主人公は白鳥万理奈 相手役は一条健作黒川晃、黒川アンナ
水沢珠生・秋篠翔・
秋篠翼・一条聖良、一条桜子
  • 白鳥万理奈の育ての親が亡くなり、悲しみにくれる中、姉七重は育ての
    父の兄にひきとられることに、万理奈を父母が亡くなった原因として責める。
  • このとき 万理奈は12歳
  • 早乙女愛は、万理奈の実の母だが、万理奈を拒絶。
  • 万理奈は一条家へひきとられ、そこにはライバル一条聖良、一条健作がいた。
  • 一緒に仲良く暮らす条件として翼君を聖良に渡す(パートナーを断る)
  • 水沢珠生は 一条健作の元パートナで バレエ団退団。
  • 実父を交通事故で失っており、その原因は万理奈の父が起こした。
  • オーディションの日に水沢珠生により万理奈は怪我をする。
  • 黒川晃の娘アンナは 「ガラス」のトゥシューズには のろいが 掛かっているという
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'90「小2」

白鳥万理奈は RBS(ロイヤル バレエ スクール)学園長の娘で 姉は七重という
しかし 本当の母親は 早乙女 愛というバレリーナ。
ライバルは一条桜子で その母の仇敵として白鳥家を憎んでいる。

白鳥万理奈はバレリーナを目指し RBSに入学、しかし 七重はバレエが下手な妹を恥ずかしく思い、
学校では秘密にするように万理奈に依頼するも 結局はばれてしまう。

七重は白鳥の湖で主役をやることになったが、桜子の陰謀により 階段から落ち 怪我をしてしまう。
其の上 突き落としの犯人は 万理奈にされてしまう。
突き落としの様子をみた万理奈は桜子を責めるが 「万理奈のママだって 卑怯な手段で 主役をとったのよ」と開き直る。
さらに「万理奈は 白鳥家の本当の子じゃないのよ」と告げられる。

ある日 2歳のころの自分が早乙女 愛というバレリーナと一緒に写っている写真を発見する万理奈。
その謎を探りに 早乙女 愛のバレエ団を尋ねる。そこでは「人魚姫」のオーディションをやっており、その会場に入るため
開いている窓へと木の上から飛びいりで オーディションを受ける。 そこで パートナとして依頼されたのが 秋篠翔であった。
オーディション結果は補欠合格で受かったのだった。

早乙女 愛のバレエ団入団に反対する万理奈の両親の下から 万理奈は家出してしまう。
その後 早乙女 愛のもう特訓を受けて 見事「人魚姫」の主役に
しかし 発表会当日 桜子の妬みで 衣装にペンキで汚される。そして泣く泣く 万理奈から依頼される形で
桜子が主役になる。
桜子の控え室からペンキスプレーを発見した万理奈は報復のため、蛸の役で舞台の上に上がり、
桜子の衣装に墨をかける。

舞台の上で醜態を演じた二人に早乙女 愛は激怒して、トゥシューズを取り上げ バレエを禁止されてしまった。
万理奈は許しをえるため 早乙女家の前で座り込み。

そこで夜中にバレエを踊っている男の子(秋篠 翼)を見かける。
しかし 翼は事故で足を怪我して車いす生活をしていた。あの光景は?と不思議がる万理奈
翼はすでに医者から怪我が治っており、踊って良いと許可がでているのに 歩けないといって車いす生活をしていた。
夜になると 無意識に踊りだしていたのだった。

早乙女先生は バレエ禁止解除の条件として翼と踊ることを示される。
ある日車にひかれそうになった万理奈を 無我夢中で助ける翼。歩ける・・翼は自信を取り戻した。

突然 翼のパートナ一だった一条聖良が現れる。
そして 万理奈に翼を返してくれと迫る。 翼は 万理奈をパートナ一にしてしまう。
その様子をみて 聖良が秋篠翔に万理奈のパートナ一になってくれと依頼する。 承知する翔

そして 翔と翼をパートナ一にするか悩む万理奈。
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'91「小3」

万理奈の(義理の)両親が 家出した 万理奈を迎えにいく途中 事故で急死。
七重は 事故の原因は万理奈のせいだと責め、一緒に暮らすのを拒否。

早乙女家には ひきとれない事情があったので 一条家へ引き取られる。
そこで 一条聖良と建作に いじめられる日々。

早乙女 愛の話を聞いた翼はバレエ団 みんなの前で 万理奈が早乙女先生の娘であることを暴露する。

お墓参りにいった万理奈の前に 水沢珠生が現れる。
彼女は 万理奈の(義理の)父が起こした交通事故で 父を亡くしていた。

バレリーナとしては 早乙女愛や茜舞子と同じくらい虹色のガラストゥシューズを履いて踊るくらい実力をもっており、
早乙女バレエ団の退団者で そして一条建作の元パートナであった。

ある日 虹色のガラストゥシューズの盗難が起きた。
万理奈は 建作の部屋でそれを見て、建作からは借りていると聞かされた事を思い出した。
とっさに警察に届けさせまいとする。

万理奈は 建作の部屋からガラストゥシューズを持ち出して、学校へ秘かに戻そうとする。
そこで ガラストゥシューズ盗難の真犯人に出くわす。
真犯人は泉という女生徒であった。事を大きくしたくなかったので口止めを受ける。
ガラストゥシューズが2足あることを建作に尋ねると それが母の形見であるという。

白鳥の湖で主役を演じることになった水沢はガラストゥシューズを履こうとするが
靴のサイズが小さかったため、普通のトゥシューズで 踊ることに。
しっとのあまり ガラストゥシューズを割ってしまう。
その様子をみて 怒りを感じる万理奈

建作のガラス トゥシューズを取り返すため 
黒川晃の日本バレエ団のシンデレラオーディションを受ける万理奈。
そのことを聞いた愛は オーディションを受けないように進言する。
そして 昔の悪夢が繰り返される。。と残して気絶してしまう。

昔の悪夢とは トゥシューズの 呪いのことであった。早乙女愛にとって トラウマであった。

ある日黒川の娘アンナが 早乙女愛が一条澄香に怪我をおわせたという。
さらに 万理奈と建作に自分たちの母親たちの写真をみせた。
それは ガラストゥシューズを履いてシンデレラの主役を目指す東京バレエ学校の生徒
(白鳥 早乙女 一条 黒川)らの若い時の写真であった。

アンナが言うには ガラストゥシューズを履いたバレリーナは 皆事故にあっており
それらはすべて 早乙女愛の陰謀であり、 ガラストゥシューズの 呪い だというのだった。
そして 帰る途中 エレベータに閉じこまれてしまう。

シンデレラの主役に決まった万理奈は ガラストゥシューズの 呪いを信じるアンナに
舞台を止めさせようとするが 万理奈は舞台をやることを決意する。
そして公演中 万理奈は バレエ少女たちの 呪いを受けるも 
「呪いなんか ふっとばす」という 気迫が 呪いを圧倒して、無事に公演は終了する。

愛のアラベスク
1993年4月号「小4」〜1994年2月号「小4」
主人公は早乙女舞子/相手役は夏木綾人立花香梨
バレリーナ早乙女マヤの娘 舞子。
仙台から東京のロイヤルバレエ学校へ移った。
相手役の夏木綾人は舞子が幼いときに踊ってくれた男の子。
天使のアラベスク

1994年4月号「小4」〜1995年3月号「小4」

主人公は朝比奈のばら  相手役は拓也 拓郎・ミスターグレイ
エピソード:朝比奈のばらは東京RBSの公演「白鳥の湖」で大波羅麗子と
ダブルキャストで踊ることになる。
のばらは双子の兄弟、拓郎を拓也と間違え、告白。そのため拓也は誤解して
ミスターグレイにパートナ交代を申し出る。
だめなら舞台を降りると言いだし、のばらはそのことから拓也を誤解して
北海道へ帰ってしまった。


少女少年シリーズ やぶうち優
タイトル
登場人物 掲載月号 内容・エピソード
少女少年 I
主人公は水城晶

村崎ツトム、赤沢智恵子
青野ルリ、黒木紗夜香
97年3月号「小5」
〜98年3月号「小6」


97年3月号は予告編掲載
姉に女装させられ、村崎にスカウトされ芸能界デビュー
芸名は白川みずき。
少女少年 II
主人公は星河一葵

村崎ツトム、大地遥、
98年4月号「小6」
〜99年3月号「小6」
主人公は家計を助けるためオーディションを受けるが、落ちる。
相手役の女優は大地遥であると知った一葵の父は、
一葵の実の母親が大地遥であることを一葵に告白。
映画のプロデューサーに認められ、一葵は女子として芸能界デビュー
少女少年 III
主人公は橘 柚季

村崎ツトム、佐倉ちよこ、桃園ユリ
98年4月号「小6」
〜99年3月号「小6」
芸能界デビューする夢を持つ男の子、橘 柚季。
TVのオーディション番組に応募する際、兄達に性別を偽って
書類を書かれ、女として芸能界デビューをしてしまうことになる。
少女少年 IV
主人公は白原充

村崎ツトム、大嵩雪火、逢見藍沙
99年4月号「小6」
〜2000年3月号「小6」
白原允(みつる)は、 女装癖のある男の子。
そして、村崎ツトムにより芸能界にスカウトされる。
『白鳥つぐみ』としてデビュー。
少女少年 V
主人公は蒔田稔

村崎ツトム、植原茜、
植原忍、苅部豊
2000年4月号「小6」
〜2001年3月号「小6」
クラスメートの植原茜が、芸能プロを運営する父親の命令により
芸能界デビューさせられる事を知った蒔田稔。
デビューをいやがる茜を見て、稔は一緒に組んで
芸能界デビューをすることを決断する。
女の子として蒔田稔は芸能界デビュー
稔と茜のコンビ『MADA』は二人の女の子として芸能界へ。
蒔田稔の両親は別居。

芸名は「ミノリ」
少女少年 VI
主人公は谷川光

村崎ツトム、青葉のぞみ
なすの、浅間
2001年4月号「小5」
〜2002年3月号「小5」
谷川光が小学生アイドルの青葉のぞみに変装。
浅間はのぞみよりも、のぞみに変身した光のほうが好き。
少女少年 VII
主人公は十河 太一

村崎ツトム,瞬、毛利零那、阿僧
2002年4月号「小5」
〜2003年3月号「小5」
太一が女性声優「万丈千明」として活躍。
太一は自分から瞬に秘密を話す。
万丈千明としての最後の仕事が、零那に自分の気持ちを告白すること。

ないしょのつぼみシリーズ やぶうち優
タイトル
登場人物 掲載月号 内容・エピソード
 ないしょのつぼみ I(立花つぼみ編)
主人公は立花つぼみ

山吹八重/加藤麗愛
遠藤沙耶
根本 大樹/久木 太/三枝 葉
'04年3月号「小4」〜
'05年3月号「小5」
ある家庭の一人っ子、女の子立花つぼみは、ある時、母から妊娠の事実を知らされる。友達の山吹八重と加藤麗愛にその事を話したら、「つぼみの両親がエッチな事をした証拠」と麗愛から言われ、硬直してしまう。

謎の少女遠藤沙耶がつぼみの目の前に現れる。
つぼみは母の妊娠の秘密を沙耶に話し、妊娠のしくみを
沙耶から教えてもらった。

●渋谷で、ロリコンにラブホテル街に連れ込まれそうになった時
 沙耶に助けられている。
 ないしょのつぼみ II
主人公は草壁つぼみ

草壁 縁/結花/天上 円果/押井怜麻
2005年2月号「小4」〜
2006年2月号「小5」
草壁つぼみは運動神経が良好、背が高い女の子。

幼馴染の押井怜麻とは 幼馴染で つぼみにちょっかいをかけてくる。
つぼみは怜麻と仲良くけんかしながら毎日を過ごしていた。

ある日、つぼみと怜麻が部屋で遊んでいると、少年の格好をした
バルコニー星からの異星人クロウ・ゼットが現れた。

彼は目的は 生態調査のためで
地球で草壁 縁となのり、つぼみの兄になりすます。

●生態調査のため つぼみに腋の下を見せてくれといわれ
 つぼみは腋の下をみせてしまう。
ないしょのつぼみ III
主人公は椎名つぼみ

幹図/育/紫音/仁科 理志
2006年2月号「小4」〜
2007年2月号「小5」
椎名つぼみは、絵を描くことが大好きな女の子。

つぼみと幹図は転んで写生用具が入っているカバンを落とした時 黒いコートと帽子の姿のお兄さんに出会う。
この人からつぼみはこのシャープペンシルをもらう事になった。

つぼみはそのシャープペンシルを使って絵を描いてみると、実体化して生き物のように動いてしまった!
その実体化できるものは一つの物で、時が経つと
消えて元に戻ってしまう。

●友人から下半身の性器の事を聞かされて
 興味本位で 手鏡を使って 自分のを確認しようとする
 つぼみは 確認後 驚愕する。
●占い師に化けたつぼみは 紫音から「好きな女の子がいる」
 告白されて驚く。 
ないしょのつぼみ 0(めばえ編)
主人公は立花つぼみ

山吹八重/加藤麗愛
遠藤沙耶
根本 大樹/久木 太/三枝 葉
2006年3月号「小3」〜
2007年2月号「小4」
小学4年生の立花 つぼみ

迷い込みのインコを飼うことになった。
麗愛と共に、カップルを見た事で、キスや恋に関心を持つ。
ないしょのつぼみ IIII
主人公は小鳥遊 つぼみ
辰牛 /大河/ スミレ/
蓮華/未莱
2007年4月号「小5」〜
2008年2月号「小5」
小鳥遊 つぼみの元に、差出人の名前は"MIRA"というEメールが届く。
ある少女が、つぼみの新学期からのクラスメイトになった。未莱(みら)という。
ないしょのつぼみ IV
主人公は小鳥遊 つぼみ

ちはる /筒井/咲希/菜摘
2008年4月号「小5」
父親と二人暮しの小学5年生の女の子。
ある日突然、パラレルワールドからもう一人の自分が現れる。