学年誌のまんがあらすじ(70年代)

魔女っ子リリー 竹中きよし 71年「小学4年生」

リリーの鼻と主人公の女の子デコの鼻を合わせると主人公の女の子の鼻が
リリーのようになり、魔法が使えるという話。

(C) 小学館 小学4年生 竹中きよし
ダイモス 横山光輝 
'73年10月号「小4」〜
'74年3月号「小5」
ふたりっこばかりの村があった。実は地球へ移り住んでいたダイモス星人たちの
末裔であった。
そこにひとりの少年が生まれる。
その少年はふたりっこばかりの村ではひとりっこであったため、いじめにあう。
しかしその少年には2人分の超能力が備わっていた。
ある日 ダイモス星人の村をフォボス星の超能力者に襲撃され、
その少年は、ひとりぼっちになってしまう。
その少年は復讐を誓った。
そしてその少年とフォボス星人たちとの闘いがはじまった。
その過程で神殿から巨大ロボット「ダイモス」が発見される。
フォボス星人も巨大ロボットをつくり、少年があやつる 「ダイモス」に戦いを挑む
あべこべ子ちゃん  
大岡マチコ  原作 辻真先
(〜6月号)
 南アルプスからやってきた男勝りの大関サチコと
 泣き虫の金持ちの男の子 望月かおる。
 二人は親戚同士で、家の内と外ではちがった顔をつかいわけている。
 或る日、二人はお互いのことを知った上である約束を 結ぶ。
それは、家の外でお互いの事を演出することであった。
 さて二人の「あべこべ」な毎日がはじまった。。
74年 「小学4年生」

セカンドマン 横山光輝
 超能力をもったため、人々からうとまれ、独りぼっちに なってしまった少年。
 父親に開発した冷凍ボックスに入ることを希望する。
 そして200年後に目覚めた世界は、変わり果てた街だった。
 少年は巨大昆虫やロボットとも戦い、原始人同様の生活をしている人類と出会う。

しあわせノック トントンミトン のなかのばら
’75年「小4」4月号〜’76年3月号

さっちん110番 山田路子 '76年3月号「小3」〜78年3月号「小5」

水島さちこ こと さっちんが児童の問題や悩みを解決する「110番」委員になり、
活躍する話。 
相手役は本田春樹。 ライバル役は松尾紅子。

ある朝 本田春樹の目の前を一人の少女がかけていった。みつあみの少女。それがさっちん。
さっちんは転校生としてホームルームの朝、再び春樹の目の前に現れる。しかも
子猫をたくさん抱えながら。
クラスの人気者になったさっちんだったが万年筆盗難事件の犯人に疑われてしまう。
無実を訴えるさっちん。無実を信じる春樹。
さっちんは雨のなか、自分の家へはしり去っていった。そして翌日さっちんは欠席した。
その朝、ホームルームで万年筆を盗まれた女の子がそのことを先生に
訴えると先生は落とし物を見せた。それがその万年筆だった。
後悔するクラスのみんな、激怒する春樹。
そしてさっちんの家へ皆であやまりにいくことになった。
そこでさっちんの人柄にふれ、万年筆の女の子とも和解した。

四年生になり、クラス替えで再び春樹と同じクラスになったさっちん。
そこへ縦ロールの少女松尾紅子が登場する。
クラス委員の選挙で立候補したさっちんと紅子は、結果同数となり
そこでさっちんは「110番委員」になり、クラス委員を紅子に譲ることを提案する。
それからさっちんの活躍がはじまった。

三匹のサムライたち 水口令子 「小学4年生」連載
’77年4月〜9月号

 
おじおばのイジメにたえられず、北海道の宗谷から
 東京へと父親を探しに家出した二人の姉弟(堂島ちい子)と子犬。
 宗谷から歩いて崖から落ち、漁船に救われて、函館へ。。 
 宗谷に連れ戻されることがわかると、函館港から
 逃げ出し、子供の知恵で金を稼ぎ、大人に偽装して、
 青函連絡船へのりこむ。青森からは歩いて東京へ向かうが
 田舎の子供たちに捕まり、一人の少年に助けられる。
 その父親の運転するトラックで東京へ向かい父親を 発見する。。。
とびだせ! 花ちゃん
山田路子

「小学4年生」連載
78年4月〜79年2月号

福島県の山の中で二人の父娘が住んでいた。父親は陶磁器をつくりながら
生計を立てていた。娘は花ちゃんといい、二匹の熊を友達にしていた。
花ちゃんはスポーツ万能、の怪力少女。しかし父親は陶磁器の修行のため
九州へ、家の管理は民生委員に、花ちゃんは東京の吉川おじさん
にひきとられ、東京で吉川おじさんの息子慎也に出会う。
しかし花ちゃんはひきとられた理由を誤解して故郷へ帰ってしまう。

おいかけてきた吉川おじさんと慎也は、花ちゃんを発見して、慎也に説得されて
東京へ戻ることにした花ちゃん。
そして吉川おじさんに、花ちゃんの両親の離婚の真相を聞かされ、
母や弟の存在を知る。母に会うため、花ちゃんは京都へ来るが・・

ガラスの靴

1973年4月号「小3」〜’75年6月号「小5」
飛鳥幸子

白鳥海運業の一人娘 ゆう子は 花村バレエ団に特別の待遇をもって迎え入れられる。
三田先生はその準備に大忙しで そこには黒川れい子がいた。
またこのバレエ団には孤児で屋根裏を住みこみして働くマリという少女がいた。
ゆう子とれい子は 目隠しで平均台を楽々と渡る。

白鳥家が破産すると三田先生は態度を変えて マリと同じ境遇に落として住み込みで働かせることに。

○ライバルゆう子をつぶすために れい子は石像をこわして ゆうこを脅してパーティを開催させて
 石像破壊の罪を被せて、三田先生にパーティを見つけさせて 更にマリとの仲を裂く。

○夜間練習をしていたゆう子の踊りをれい子がまねて 踊るが見破られて ゆう子の出場となる。
○花村院長の特訓で 毎日バーを少しずつ高く飛び越えさせる。

○花村院長の死で負債をかかえるバレエ団はれい子のものになりゆう子は追い出されそうになるも
 花村まことのおかげで救われる。 れい子は退場

○ガラスの靴を巡ってナオミと競う。
○杉まちことアラベスク対決のため 丸太棒を樹にいくつか吊るして特訓

日本の「ガラスの靴」と対する米の「アリスとひきがえる」の主役ナナはゆう子を妨害する命令を
実施せず 代役に主役を明け渡す羽目に。 しかし国際コンテストで代役は排除されて
ナナを主役に ゆう子と競う

○龍王3姉妹(さなえ 幹子 波子)が「やぐら」を組んで出現する。
○さなえが龍王ジャンプをみせる ゆう子はそれを会得するため スキージャンプ回転を繰り返し
  なだれにまきこまれる。
○幹子の浮遊ジャンプ 波子の激しい踊りに対抗し打ち勝つ。
○三条あやことの対決で 水原先生はプール特訓、部屋特訓 手鞠特訓をゆう子に行う。

○ガラスの靴を踊って日本一になるが世界一をめざすため シャトレバレエ団で「竹取物語」を
パリで踊ろうとするがテルビスが妨害。テルビスに認めさせるためには
シャンゼリゼ劇場のバレリーナになるしかないという コーチの手紙をもらう。

○ゆう子がシャンゼリゼ劇場のバレリーナになることを妨害するため、テルビスは劇場から
ゆう子を追い出すようにいい 支配人にゆう子の悪口を劇場顧問シモーム女史に告げる
しかし ゆう子がはだしで踊ったことで シモーヌ女史の評価されてソリストクラスに入れられる。

○ゆう子がはだしでおどったのはトウシューズが盗難にあったからだったが 犯人はライバル モナ
(メヌエット座で椿姫の主役)で テルビスの生徒だった。 そしてテルビス ゆう子にばれる。
ソランジュがテルビスを説得して 考えを改めさせて ジャンヌダルク役をモナ・ゆうこ交替で
踊ることに。
 
おいら悪魔3人組
望月あきら
小学5年生 1974年

三人の悪魔が昇進するために、幸福な人間を不幸にするテスト、を悪魔大王からいいつけられる。
最初のケースは、看護婦を不幸にすることだったが、つとめる 病院が金持ちにのっとられ、
看護婦が金持ちの息子の嫁にさせられるのを知って、病院と看護婦を救ってしまう。

このことに激怒した大王は、三人を罰として食べようするが、なんとか許す条件として、
今度は「自分の意志で」地獄にくる人間を つれてくるよういいつけられる。 
「自分の意志で」地獄にくる少年を連れていこうとした時 天使(♀)があらわれ、
説得されて、悪魔達は断念する。
ひとりで罰をうけようとする悪魔の一太(人間名)。 
だが天使が自分も地獄へいくといいだす。
 そのようすを見ていた神様と悪魔大王が激怒して二人を 人間にしてしまう。
だが二人は人間になって幸福そうだった。。
サクランボの行進曲 
竹中きよし
 
1974年「小学5年生」

1年生のけんかがもとで、校舎がまっぷたつに分割するほどに 大人も子供も男女で
対立する学校。
校庭も壁でしきられて、男女で別々に使用するありさま。
ボール遊びしていた女の子がボールが壁を乗り越えてしまった
ため、ボールをとりにいったところ、男子に捕まえられて、 バリカンで頭を刈られるとゆう事件
もあった。
 男の子のリーダーは「シャケ」といい、女の子のは「ニッコ」 男女の攻防戦がくりひろげら
れるが。。。

キュートなニッキー 青池保子 75年「小学5年生」

 飛行機の墜落事故で、両親を失ったニッキー。
 ある男にひきとられて育てられるが、その男が 病死して、
 ニューヨークへいくことに。。
 遺言通りに金持ちの祖母へいくが、その祖母は人間不信。
 やがて孫として認めてもらったニッキーだったが、
 裕福なくらしをすて、テキサスへ帰り、保安官になる。
 ラストでは、ニューヨークで会ったリックと結婚して
 幸せになるニッキー。

 

 

 

 

(C) 小学館 小学5年生 青池保子

ひまわりの館 すずき真弓
76年「小学5年生」(8月号〜10月号)

デザイナー浜村亜矢の一人娘、真理は幼い頃、風船売りのおばあさんに誘拐されて、
「砂原めぐみ」と名付けられた。お婆さんの死により、上京して母親のもとへくるのだが。。。

風のない町 佐川節子 
74年「小6」連載 
74年4月〜75年3月号

学力優秀校である小学校へ転校してきた女の子 杉本潮
テストテストと学校で追いまくられ、休み時間でも同級生は勉強の話しばかり、
受験競争の激しいそんな学校になじめない。

そして体が弱く、土いじりが好きな女の子 谷口優と出会う。
ある日優は教室で倒れてしまい、潮に保健室へ運ばれる。
そして優はため息をつきながら「80点の次は90点、90点の次は100点と。・・
まるでフーガね」と青白い顔をしてノルマのつらさを潮に語るのだった。
そんな優の姿に潮は「将来のためだって、ママや先生は言うけれど、本当に
紙切れ一枚で決まってしまうのかしら? テスト用紙の向こうに何があるのかわかったら・・」
と受験競争に疑問を抱く。
優は本当は園芸家になりたかった。しかし母親は女医になれといい、優の自由を奪っている。
優は母親の制止を振り切り、潮とピクニックに出かける。そして優は自分の夢を楽しげに語る。
その三日後、優は川に落ちて亡くなってしまう。
そして翌日優からの手紙を読んだ潮は驚いてしまう その手紙の内容とは・・

シーラマリベル 北島洋子
75年4月〜76年1月号 小6連載



船が難破して両親が行方不明になった少女マリベル。
同じ船で娘をなくしたかじ屋の夫婦に引き取られてシーラ・マリベルとして育てられる。

落馬して死んだ領主の息子の死因がかじ屋に原因があったとされて、父は自殺。
母はショック死してしまい、 
マリベルは再び孤独の身に・・
そしてパリで貴族の家の住み込みメイドになる。
貴族の家のパーティでミュラー伯爵を送って帰る途中マリベルは
事故で記憶喪失に。
ミュラー伯爵はマリベルの生みの親であった。
その秘密を利用するものがマリベルを誘拐しようとする。。

おれは海の子 滝瀬尚信 
75年4月〜76年3月号 小6連載


周囲が絶壁でかこまれて港がない島 神無島。
その島に港をつくろうとして失敗して資金を集めて島を出たまま、
行方不明になった海太の父。
そのおかげでおじに預けられた海太は島民からもおじからもいじめられ、
仲間はずれにされて、
村有林の火事も海太のせいにされてしまう。
東京から海太の父を知っているという赤潮という男がやってくる。
ここは宝の島とつぶやく赤潮・・・
町からきた山猿 滝瀬尚信 74年4月〜75年3月号 小6連載

東京から子桜町へやってきたバッテン印の少年
 原始(はら はじめ)
駐在所で保護されて、角庵和尚がひきとりにきた。
和尚の孫 哲からの紹介で 西町小学校きっての秀才だそうだが、
外観はまるで山奥からでてきたようなかっこう。
でのんびりした性格。
死霊ポートレットの恋 
わたなべまさこ

「小学6年生」連載
’76年10月〜12月号

少女エマと医者の卵青年ユンクは川で精霊流しを見て 楽しんでいた。
そして美女ポートレットとメイドのイザール に出会う。
そしてある晩、ユンクの元へイザールが訪ねてきて、 ポートレットが発作を起こしたので、ウルスラ館まで 診断に来て欲しいという。
診断を終えて、かえるユンクを妖気を漂わせて、見ているポートレットとイザール。。
実はポートレットは、望まない結婚をして自殺した亡霊だった。
そしてユンクは亡霊と知りつつ、ポートレットに惹かれる。
そして。。

ストライク一平 大島やすいち

主人公は男の子源一平がピッチャーです。
その幼なじみので女の子「ジュンコ」がキャッチャーをつとめる小学生の
野球チーム「イーグルス」。


77年9月号「小4」掲載エピソード

イーグルスVSジャカルスの試合を真剣に観戦しては主人公の少年に熱くなって
激をとばす謎の男。
それは王選手であった。
試合後 王は一平に高校野球で彼の父 天平との死闘を語り出す。
そして一平に「父に負けないエースになれ」と檄をとばす。
去ってゆく王のうしろ姿。
ジュンコの父、一条は「昔と変わらない野球を愛するすばらしい男 王貞治」と
感服していた。
一平は天国にいる父に向かって自分も立派なエースになるという誓いをするのだった。

青春甲子園     あだち充 78年「小学6年生」
 
医者から野球をやめるよういわれた明風学園の投手 樹崎純一。
 自分よりナインを甲子園へと思う彼は、自分の妹みずえと 
 つきあう南条真二と出会う。
 南条の投球をみた樹崎は、野球部へ入部させるために
 南条と野球で対決してボールに右手をわざとぶつけてけがをする。
 南条に「お前の死球で投げられなくなった」から代わりの 投手になってくれ
と頼む樹崎。
 妹みずえからも頼まれしまう。承諾する南条。
 或る日、樹崎は妹みずえに対して野球のマネジャーに
 なってくれと頼む。
 そして、キャッチャー山口がみずえに対して恋心を抱いている
 ことを告白したうえで「チームのマネジャーでいてくれ!」頼む樹崎。
 承諾するみずえ。
 野球部へ入部した南条は、入部に反対する山口を樹崎が説得して、
 バッテリーを組む事になり、予選大会に出場することになったが。

高速救命隊 レスキューZ(ゼブラ) すがやみつる
78年4月号〜79年3月号  「小5」連載


レスキューX(エクス)Y(ヤンキー)、Z(ゼブラ)と名づけられる
特殊救難車両を操る3人のレスキュー隊(力平、麗子、健太郎)が活躍する話。
めちゃくちゃ学園 
槙村ただし
小学3年生 1976年 2.3月号

こじき先生のクラスは 100円硬貨を崇拝し クラスメートに崇拝を強要していた。
ただ二人だけが拒絶した。その一人は女子のめしべちゃん
いうことを聞かないのでむりやり強制しようとしたところ 転校生がやってくる
それが 頭の「大」の字の禿がある 大文字童児であった。
怒るとそこから炎が上がる。
先生との対決で誤って 同級生に頭に火傷を負わせてしまう。










(C) 小学館 小学3年生 
大岡まちこ

アタック!アタック!アタック! 大岡まちこ・原作 辻真先
70年小3 6月号〜’71年2月号連載

小里町と横槍町のバレー試合、

小里町のアタッカー 望月典江は相手のアタックで負傷して、代わりに「轟京子」という
負けず嫌いな女の子が出場するがルールを知らないため反則を繰り返し、退場させられてしまう。
しかしこの試合の一部始終をみていたなぞの老婆は
京子の「素質」を見ぬき、
この老婆の正体は日本で初めてのバレー大会での選手であった。
このふたり典江と京子を特訓して有望なバレー選手にしようとする。

おてんば マコちゃん 
佐川節子 原作 辻真先

小学3年生連載 
1973年 4月号〜 1974年 3月号


田舎から東京へやってきた 女の子 巴真琴。

柔道が得意なため、三好柔道道場へお手伝いにきた。
しかし 道場主のじいさんから男の子と間違えられ、後継ぎにさせられる。
どうせなら男の子になってやれと「男の子」を演じるが、そこへ気になる
男子、宗方一郎君が現われるが、いつも 宗方を負かしてしまう。

さらに真琴とすてきな男の子と思いあこがれる女の子桑田。
宗方は巴のことを女の子と知っているが口には出さない。

最終回エピソード

町内の柔道大会が開催されて、巴と宗方は供に相手になる。
そして巴と宗方が誤解がおき宗方の挑戦に応じてしまった巴。
とうとう柔道大会で対決することに。
試合中、巴の気持ちは揺れる。
しかし 宗方の動きがおかしい・・
宗方は投げ飛ばされて受け身に失敗して、畳の上に倒れた。
巴は病気を押してまで対決に臨んだ宗方のことを男の中の男と思い
宗方にたいする気持ちを強くしてゆく。
病院へいった巴は宗方のうわごとでの告白を知る。
ショックを受ける桑田。そして女らしくするため巴にドレスをきせる
道場で父と再会して、道場主のじいさんにワケを話した。
学校では噂になった。
ドレスを着せられた巴は幸せをかみしめていた。
ふしぎな きかん子ちゃん 
竹中きよし 

「小学2年生」連載 
71年4月号〜72年3月号

「きかん子」という仇名をもつ西田カコ、男子を相手にけんかするほどのおてんば少女。
或る日、母親が交通事故にあってしまう。
カコは母親を助けるように神様にお願いしますが、
その時、蝶を払い除けて死なせてしまう。
その行動に怒った神様は蝶をリボンに変えてカコの鼻にくっつけてしまう。
そして神様はいい子してれば、母親もなおるし、リボンもとれる。

もし悪さをすれば鼻が痛くなるとつげられます。
そして神様のわすれていった杖で魔法を使い出しますが・・・・・
エアポートの星 
飛鳥幸子 

「小学2年生」連載 
76年4月号〜7月号
ハイジャック事件のおかげで担当する飛行機を降りなけれならなくなった
スチュワーデスのさくらとパイロットの進。

しかし自分達の会社「つばさ航空」に案内されて極秘の飛行船「ヤマトタケル号」へ乗って
世界一周のテスト旅行をまかされることになる。
そしてライバル社の三ツ星社の飛行船カラス号とパリまでのレース競争をすることになってしまう。
つぼのひみつ 
谷ゆきこ

「小学3年生」連載
1975年6月〜10月号
何千前のものといわれる古いつぼ。 そのつぼが教室に飾られてからまもなく
健司少年のクラスへ女子の転校生 マヤがくる。 
そしてその日から不思議な事が次々起こり、つぼの模様がその都度 変りはじめて
マヤを「魔女」といじめ始める。まやをかばう健司。 マヤの口から真相を聞くために屋上に呼び出す。
突然 マヤの姿がかわり、地震が起きて健司は屋上から落ちそうになる。
健司少年を屋上から突き落とそうとするマヤ。ところが健司少年の胸ポケットに
あるヒイラギの葉をみると苦しみ出し、ぎゃくにマヤが屋上から落ちそうになる。
マヤをたすける健司。
おちついたところで健司がマヤの正体を問うと、マヤは自分は4千年前のエジプト皇女で
ミイラとなってつぼといっしょに墓におさめられていたが、墓あらしに遭い、つぼが
持ち去られてしまったため自分の魂がさまようことになり、
自分に近づくものを呪い殺していたと告白する。
マヤを救うために何をしたらよいかと問う健司。そのときヒイラギの葉が消え
てゆきマヤは大地震がおこる前兆と危惧し、地面が割れて自分とつぼは
地面に帰れて、魂は救われるが、健司の父母やクラスメイトなどが死んでしまうといい、
つぼを割れば地震はおさまると忠告する。
教室へもどり、マヤのことを思いながら健司はつぼを割った。

ふたたび屋上へいくとマヤの姿が見当たらなかった。
「マヤー!」という健司の叫び。

翌日 教室で地震での後片付けをするクラスメイトたちがマヤの悪口をいいあう。
健司が大声で「いうな!マヤの悪口をいうな!」と叫んで教室から走り去ってしまった。
そして健司少年は空を見上げて、マヤのことはじぶんの胸の中にしまっておこうと思うのだった。
アマリリスの星
谷ゆきこ
アマリリスバレエ団の公演テーマ『白鳥とねずみ』を
「ひなげし」は,ねずみ役をみごとこなし、さらにねずみ役から「白鳥」役へ変身して、
『白鳥とねずみ』を見事演じきる。
しかしその際ライバルの陰謀で「ひなげし」は足にけがをしてしまう。

病室にいた母親と「ひなげし」のもとへ「仮面の人」(「ひなげし」を助ける謎の人で
バレエの特訓を「ひなげし」に教えている) が現れて、自分の正体を明かします。
その正体は「林先生」で「ひなげしの母」とおなじバレリーナで、
「アマリリスの星」をバレエコンクールにだしてその主役を「ひなげし」に踊ってほしい
と言い出します。
さらに「ひなげしの母」は自分がバレエを止めたのは「足のけが」が原因と語り、
娘もおなじ運命になるのではという思いにかられる。

「ひなげし」ちゃんは「足のけが」が心配で踊れず、相手役のマーガレットから一緒に踊れないと言われてしまう。
これに奮起して
「ひなげし」ちゃんはこれが最後の舞台になるかもしれないという気持ちになりながら
公演の日に向けてレッスンに励む。

公演の日・・・「ひなげし」ちゃんはみごと「アマリリスの星」を踊り,金賞を受賞する。
イギリスのロイヤルバレエ団の留学決定のニュースを知らされ、更にバレエにうちこむ決心をするのだった。
いもうと 上原きみ子
’77年7月号「小3」
小学三年生の主人公の女の子まみ には 亜美という名前の妹がいて、
ある日亜美を入れて遊び仲間とかくれんぼをしていました。
主人公は鬼役の子に亜美を見つけさせない為に、亜美をトラックの荷台に隠してしまう。
気がついたらトラックは無く、主人公や家族の必死の捜索のかいもなく、数年が経ちます。
中学の修学旅行で奈良に来た主人公。 主人公はある一人の女の子に
「写真を撮って もらえませんか」と声をかけられ、女の子の写真を撮ります。
東京に戻り、女の子の写真を見た母親は「これは亜美!」と驚く。
そして主人公達は亜美が居た施設を見つけだしたのか再び奈良へと向かいますが
その施設で見たのは亜美の遺影でした。
亜美はその施設に来てから病気になり、亡くなる数日間は起きあがれる状態ではなく、
写真の日付が死亡した日でした。
「私お姉ちゃんに会ってきたの・・・嬉しかった・・・」と息を引き取りました。
亜美は生き霊となり、姉に会いにいったのです。
そよかぜメロディー 
水口令子 


「小1」77年10月号〜
「小2」78年6月号

「小1」78年4月号〜79年3月号
父は他界し、母は仕事の関係で父の形見のバイオリンとともに
フリードリッヒじいさんのもとに預けられることなり、 アルプスへやってきた メロディ・ハープ。
そこで町の少年ジャンと知り合い、友達に。 男子でバイオリンのライバル アラン とバイオリンで
競ったり、町の音楽祭で才能を見出されてバイオリンの修行のためコンツェルト家へ行き
フリードリッヒじいさんから離れることになり・・・
ふしぎっこ レミ  奥村真理子
小学2年生連載 76年9月号〜77年3月号
いたずらがすぎるとして人間界へ追放されたレミ。
母親は別れの際に魔法犬パフをレミへよこした。
そしてレミの首かざりには10個の玉がついていてよいことをするたびに1個ずつ光り、
10個光れば魔界へ帰れる。
呪文は「アンクル・ハンクル・パパイヤ・・」

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